椎名の覚え書き

詩と写真と日記で構成していこうと思います 更新は不定期になるかも^^;

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秋の感傷

2004.10.20 (Wed)


「 影に惹かれて 」

 

 

日の光があんまり眩しくて

影ばかり見つめて歩いていた

地面ばかり見つめていた

 

暗さにすっかり

目が慣れたから

ここでなら

あなたの顔もはっきり見える

 

ここから出る勇気がないから

影の中からあなたの顔と

そして自分の影を探す

 

あなたは明るいところにいて

こっちへおいでと手を振る

眩しい笑顔で呼んでくれる

でも今は

もう少しここにいさせて

 

弾けるような笑顔を思い出すまで

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記憶を抱きしめて

2004.10.11 (Mon)


「 思い出は記憶の底で眠りに着く 」

 

 

やさしい夜が更けてゆく

一日の喧騒が

潮が引くように薄れていき

まるで夢かなにかだったように

記憶の底へと

 

電車の窓に知らない顔

わたし

こんな顔してたっけ

どんな顔して笑ってた?

 

ゴトトンゴトトン電車が走る

いくつもの街を抜けて

愛しい人の待つ街へ

 

仲間と笑った楽しい時間

仲間と歩いた明るい街

みんなみんな

記憶の底で眠りに着く

そしてわたしは

あなたの腕の中へ

 

帰ろう

帰ろう

今日が終わる

 

 

 

熱にうかされて

2004.10.08 (Fri)


「 昨日見た夢 」

 

 

また夢を見ちゃった
馬鹿だね
夜が明ければ終わること
知りすぎているくせに

団地の入り口に金木犀の木
これが金木犀だなんて
今まで知らなかった

名前に憧れてた
どんな花なんだろう
どんな香りなんだろうと

色も香りも
自己主張の強い木
夢の中まで追いかけてくる

闇の中で目を覚ます
誰かに呼ばれた気がしたから
夢だったんだね
みんな
みんな

夢の中で
はちきれそうな笑顔が
静かに手を振った

眠れぬ夜のララバイ

2004.10.08 (Fri)


 

 

「 眠れぬ夜のララバイ 」

 

 

夜の街を彷徨い

行きずりの男に身体を委ねる

ひとときのぬくもり求めて

 

ハレルヤ

どうぞお願い

儀式の間は

愛していると囁いて

 

そして

きれいさっぱり忘れて

二度と思い出さないように

 

それだけのおんな

それでいい

 

明日は明日の風が吹く

空っぽのこころに風が吹く

眠れぬ夜はララバイ

唄ってあげるよ

アタシのために

 

雨さえ降らなきゃ歩いて行ける

行き着く先が地獄でも

 

ハレルヤ

悪びれずに笑顔で

ハレルヤ

虹の向こうまで

 

 

 

 

夏が終わる

2004.10.02 (Sat)


 

「 風鈴~終わる季節に 」

 

 

物陰で

ちりりんと鳴ってみる

誰か聞いてくれたかしら

 

もう

暑い夏は終わり

燃え上がる情熱も

少しずつ温度を下げ始める

 

秋の風が

かぼそい風鈴をゆらしていく

ちりりん

 

ねえ

待っていたの

ここで

きっと

あなたがみつけてくれると

 

なにも事件は起こらず

静かに季節が移っていく

 

風が吹く

風が吹く

こころのすきまを撫でるように

 

 

 

 

写真・新宿にて

 

 

 

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